お爺ちゃん

お爺ちゃん、いや、ここでは、私のお父さんね。ありがとう〜〜お父さん、我が儘な娘でした。ごめんなさい〜〜

お父さんの描いた、画がHPに載っているでしょう。びっくりしたでしょう〜、冴子の仕業です。

冴子が。ヒマを見つけて、コツコツと作り上げていました。これが、冴子のプレゼントです。〜〜〜

もし、気に入らなかったら、綾ちゃんが削除できます。綾ちゃんに、パスワードは教えてあります

眼の前で話していると、何にも言えないけど、冴子は、お父さんと菜生の存在が支えになってくれていました。

お父さん覚えていますか、冴子が小学生の時の父親参観日、きっと、覚えているでしょう〜、冴子は覚えていないけど、

お母さんに聞いて知っています。お母さんはこんなこと言っていました。「先生が答えのわかる人、手を上げて、

冴子が一番に上げたけど、先生が冴子ちゃんと指して、答えがなんと、 わかりません  周りの人は、どっと笑い

恥ずかしくて、恥ずかしくて、」冴子大きくなって、聞いたけど、面白かった。きつと、その頃、冴子は嬉しかったと

思います。お父さんが父親参観日に来てくれて、冴子の晴れ舞台をお父さんに見せたかったかも〜ね。(大笑)

それからも、何度か晴れ舞台がありましたね。学芸会、中学生のときの弁論大会、高校の入試、卒業、そして、

神奈川県への大学、始めて冴子はお父さん、お母さんと離れての生活、お母さんは、毎週土曜日に電話くれたけど、

お父さんは、3日に一回電話してくるもので、冴子は、どこも遊びにいけなくて、大変でした。

あのとき、お母さんにも注意してっと、頼んだけど、お母さん何も言わなかったでしょう。そして、卒業式に、

旅行と言って、二人で駆けつけてくれた時、冴子嬉しかったです。あのとき、一人じゃないと感じました。

そして、入社、退社、結婚と、冴子には、いろんな晴れ舞台がありました。その度々に、父と母の深い愛情に

恵まれたことを感じました。彼と出会って、北海道へ帰った時、お父さん、ちゃんと、彼の存在を理解し、

認めてくれた時、「冴子が選んだ人を信じる」って、冴子は一番嬉しかったです。そして、離婚のときも、無理難題

冴子ルールを通したことお詫びします。
冴子は知っています。冴子と主人と娘の一緒に写った写真を免許所の手帳に

こっそり入っているのを、お母さんに聞いて知っています。今は、無位無官のお父さん、冴子が賞を挙げたいです。

ここに、お父さん賞を、お父さん頂いてくれるでしょうか、きっと、また、バカなことをと言っているんでしょうね。

冴子がこうなることは、もう、悲しいなんて思ってません。冴子はお父さんの娘です。今の事実を見つめて、

書き込んでいます。ただ、娘の菜生のことだけが、気がかりです。冴子はお父さんが一番、良識あると思って、

菜生のことは、彼とお父さんが相談して成長を見守って欲しいです〜、私の荷物は出来れば、永遠にこの家で

保管して頂ければ、嬉しいです〜。私の書物は、きっと菜生が大きくなったら必要になると思います。

少しばかりですけど、菜生の為、最終学まで行けるように、冴子は貯金しときました。こんなこと書いたら、

また、怒っているのかな〜、すべて、お父さんの判断にお任せします。たくさん書き遺したいけど今日は、取りあえず、

お父さんこれだけは、冴子のお願いです。聞いて〜叶えてください。最後の冴子の晴れ舞台なんですから、

冴子の葬儀のことです。また、こんなこと言ってと言って、怒っているんでしょう〜。

でも、怒る冴子は、もう、いないですよ〜、冴子は、お葬式はいらない〜、しないでください。密葬にしてください。

お願いします。これだけは、聞いて欲しいです。これを、書き遺さないと、お父さんは世間の手前、お母さんと同じ

お葬式にするでしょう。冴子は絶対イヤです。お父さん知っているでしょう、冴子がイヤって言うと、

絶対動かないことも、イヤはイヤなのです。新聞紙上のお悔やみ欄も載せないようにしてください。

もし、最低限したいのでしたら、玄関に喪中と下げて、外に記帳できるように、机だけだして、玄関は鍵を掛けて、

それまでです。あとは、冴子の亡骸ですけど、誰の眼にも触れないでください。冴子の身体は冴子自身、

どうなるか、今では、わかりません。でも今でも、お風呂に入る時、冴子は見たくない部分があります。

もし、菜生が私の亡骸を見て、トラウマになると、お父さんが判断したなら見せないでください。 きっと、私を

綺麗にしてくれるのは、看護師さんだと思います。そして、化粧してくれるのは、綾ちゃんか、お父さん〜ね。

もし、綾ちゃんだったら、うれしい〜な、お父さん、もしそうだったら、綾ちゃんに、沢山お礼してあげてね。

もし、お父さんだったら、ショックを受けて、冴子が生まれたことを後悔する、それは、冴子が一番悲しい〜、

冴子は、お父さんと、逝ったお母さんの間に生まれてきて、本当によかった。産んでくれて、ありがとう〜〜、

そして、もうひとつは、彼です。彼とお父さんは連絡取っているのは知っています。彼にも、冴子は、まだ、

女でいたいです。冴子がお骨になって、暫くしてから連絡するんでしたら、かまわないです。

お父さん〜、冴子の最後の晴れ舞台のお願いを聞いてください〜。 当然、初七日、三十五日、四十九日、

百か日、一周忌、三周忌、一切、冴子はいいです。いらないです。この世が幸せだったからです。

父母に恵まれて、彼と娘にも恵まれて、こんな素敵で素晴らしい人生を送れたことを感謝しています。

今日はここまで、まだ、続きはあります。